2025年のアンタレスステークスは、4月19日(土)に阪神競馬場で行われる予定です。
このページでは、出走予定馬と想定騎手、有力馬を紹介します。
項目 | 詳細 |
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レース名 | アンタレスステークス(GIII) |
開催日 | 2025年4月19日(土) |
開催場所 | 阪神競馬場 |
距離 | ダート1800メートル |
出走条件 | サラ系4歳以上 |
負担重量 | 別定(斤量は馬齢や実績により異なる) |
アンタレスステークス2025の出走予定馬と想定騎手
出走予定馬 | 性齢 | 想定騎手 |
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ミッキーファイト | 牡4 | 戸崎圭太 |
ハギノアレグリアス | 牡8 | 岩田望来(想定) |
サンデーファンデー | 牡5 | 鮫島克駿 |
セラフィックコール | 牡5 | M.デムーロ(想定) |
ミッキークレスト | 牡4 | 坂井瑠星 |
ウィリアムバローズ | 牡7 | 未定 |
オメガギネス | 牡5 | 未定 |
ケイアイパープル | 牡9 | 未定 |
ダノンマデイラ | 牡7 | 鮫島克駿(想定) |
テーオードレフォン | 牡6 | 丸山元気 |
トウセツ | 牡6 | 団野大成 |
ゲンパチルシファー | 牡7 | 未定 |
サヴァ | 牡7 | 未定 |
ニューモニュメント | 牡9 | 未定 |
アンタレスステークス2025 出走予定馬の前走成績と主な実績
ミッキーファイト
前走のフェブラリーステークス(GI)では1番人気に支持されながらも僅差の3着。昨夏のレパードステークスでデビュー4戦目にして重賞初制覇を飾り、ダートGIII勝ちの実績がある。陣営は上半期の大目標を帝王賞と公言しており、アンタレスSで賞金を加算することに意欲を見せている。
ハギノアレグリアス
前走のチャンピオンズカップ(GI)では4着と健闘。2022年・2023年のシリウスステークスを連覇し、平安S2着、帝王賞4着など重賞戦線で安定した成績を残している。昨年のアンタレスSでも58kgを背負いながら3着に好走しており、8歳となった今年も地力はトップクラス。
サンデーファンデー
前走のフェブラリーSでは10着と敗れたが、その前走にあたる1月のプロキオンステークス(GII)では逃げ切り勝ちを収め、重賞初制覇を達成。中央20戦6勝の戦績を誇り、1800mの距離適性と先行力を活かした競馬に期待がかかる。
セラフィックコール
2023年のみやこステークス(GIII)をデビューから無傷の5連勝で制した素質馬。特に右回りのダートで圧巻の末脚を発揮し、8馬身差で圧勝したこともある。その後のチャンピオンズCでは10着に敗れたが、今年3月のダイオライト記念で重賞3勝目を挙げ、復調をアピールしている。
ミッキークレスト
前走の伊丹ステークス(3勝クラス)を2番人気で快勝し、オープンクラス入り。ジャスタウェイ産駒で、デビュー以来手綱を取る坂井騎手も「この馬と一緒に重賞タイトルを獲りたい」と期待を寄せる。重賞初挑戦となるが、4歳世代のダート新星として注目される。
ウィリアムバローズ
今年1月の東海ステークス(GII)覇者。先行力を活かした安定感のある競馬が持ち味で、昨年のアンタレスSでは5番人気ながら0.3秒差の7着と粘った。前走のフェブラリーSは芝スタートのワンターンマイルで13着と大敗したが、二回コーナーの1800m戦に戻れば巻き返しが期待できる。
オメガギネス
キャリア11戦4勝。昨秋のグリーンチャンネルカップ(L)を制してオープン入り後、重賞戦線で安定した成績を残している。昨年のフェブラリーSでは1番人気に支持されるも14着と敗れたが、その後のマーチSでは3着に巻き返し、間隔を空けた方が力を発揮しやすいタイプとされる。重賞勝ちはないものの、シリウスSで59kgを背負いながら僅差2着に入るなど実力は高い。
ケイアイパープル
地方交流重賞で実績のあるベテラン。2022年の佐賀記念と白山大賞典を制し、同年のアンタレスSでも5着に入った。9歳となった現在も衰えは見られず、前走の名古屋大賞典では勝ち馬メイショウハリオに食らいついての2着と健闘。先行策から粘り強さを発揮し、展開次第では上位進出の可能性も十分。
ダノンマデイラ
ディープインパクト産駒の良血馬。中央13戦4勝で、条件戦を4連勝してオープン入り後は勝ち星がないが、昨年のアンタレスSでは6着と健闘。前走のポルックスステークスでも僅差の5着と復調気配を見せている。鋭い末脚が武器で、展開次第では一発の可能性も秘める。
テーオードレフォン
ドレフォン産駒。地方重賞の名古屋グランプリを制し、続く川崎記念(JpnI)でも5着に入るなど、地方遠征で経験を積んできた。昨年のアンタレスSは12着と敗れたが、その後の帝王賞やみやこSで力をつけてきている。先行して粘る競馬が得意で、展開が向けば波乱を演出する可能性がある。
トウセツ
オープン特別戦線で安定した成績を残す。昨年の福島民友カップ2着、仁川ステークス3着など堅実な走りを見せ、昨年のアンタレスSでも4着と健闘した。ダンカーク産駒らしく切れよりも持続力に優れるタイプで、展開がハマれば馬券圏内に食い込む力は十分ある。
アンタレスSは上半期のダート重賞戦線において重要な一戦となる。各馬の実績や近走成績を踏まえながら、どの馬が抜け出すか注目される。
アンタレスステークス2025予想 レースの過去傾向とデータ分析
人気馬の信頼度
過去10年で1番人気の馬は4勝、連対率60%、複勝率70%と安定した成績。勝ち馬10頭中7頭が3番人気以内から出ており、大穴の台頭は少ない傾向がある。6番人気以下の勝利は2頭のみで、極端な人気薄の優勝はない。
枠順の有利不利
内枠・外枠の極端な有利不利はないが、中枠がやや好成績。特に5枠(馬番9-10付近)から最多の4勝が出ており、7枠も2勝と健闘。一方で8枠は勝ち馬が出ていないが2着が3回あり、連対率はまずまず。1~3枠の内枠勢も複勝圏内には入っており、大きな不利はない。
脚質の傾向
逃げ切り勝ちは1頭のみで、好位~中団から差す競馬が有利。勝ち馬の多くはレース上がり最速の脚を繰り出しており、優勝馬10頭中6頭が「上がり3F最速」をマークしている。先行馬も粘り込みで2~3着に入るケースはあるが、後方すぎると掲示板止まりになる傾向。
その他データ
前走がオープンクラスで1番人気だった馬は【5-4-0-9】(連対率50%)と好成績。フェブラリーS組の成績が良く、直近3年の勝ち馬にも該当馬がいる。芝路線からの転戦馬の活躍は少なく、ダート実績馬同士の戦いになりやすい。
有力馬の評価と展望
ミッキーファイト
前走GIで3着という実績があり最有力候補。先行集団を見る位置でレースを運べるセンスが武器。スタートに課題があるが、二の脚で挽回可能。速い上がりも使えるため、展開も向きそう。
- 強み: GI級の実績と末脚のキレ。
- 弱み: 斤量58kgや長距離輸送。
ハギノアレグリアス
8歳でも衰えを感じさせない安定感。昨年のアンタレスS3着、前走チャンピオンズCでも勝ち馬と0.3秒差の4着。
- 強み: 経験と持続力のある末脚。
- 弱み: 斤量58kgが課題。
サンデーファンデー
前走惨敗もベストの1800m戦に戻る。GIIを楽勝したスピードがあり、逃げる展開なら粘り込みが期待できる。
- 強み: 展開力と先行力。
- 弱み: 先行勢が多く、ハイペースなら脆さも。
セラフィックコール
右回りダートでは無敗。阪神コースでの勝ち方からも、ハマったときの破壊力は抜群。
- 強み: 瞬発力とパワフルな差し脚。
- 弱み: G1で跳ね返された経験があり、安定感に欠ける。
ミッキークレスト
4歳の伏兵。前走は逃げ切り勝ちで昇級戦でも通用する可能性。
- 強み: 勢いと若さ、先行してもバテない粘り。
- 弱み: 強豪相手の経験不足。
ウィリアムバローズ
GII馬の底力とタフな先行力が魅力。昨年もこのレースで粘った。
- 強み: 先行して主導権を握った時のしぶとさ。
- 弱み: 先行争いが厳しくなると脆い。
オメガギネス
重賞勝ちはないが常に上位争い。稍重~重馬場も得意。
- 強み: 安定感と持続力のある末脚。
- 弱み: 詰めの甘さ。
前半は先行勢が競り合い、後半に差し馬が台頭する展開が濃厚。白熱の一戦となるだろう。
アンタレスステークス2025の予想
出走表が確定後に更新
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