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【宝塚記念2025】出走予定馬&騎手と有力馬|例年と違う傾向も予想

宝塚記念は今年から開催時期が2週間前倒しとなり、例年と傾向が異なる可能性が高いです。

出走予定馬・想定騎手・有力馬の紹介とともに、例年と変わりそうな傾向についても詳しく解説します。

目次

宝塚記念2025 出走予定馬一覧

馬名性齢所属厩舎想定騎手
ダノンデサイル牡4栗東・安田翔伍厩舎戸崎圭太
ベラジオオペラ牡5栗東・上村洋行厩舎横山和生
レガレイラ牝4美浦・木村哲也厩舎戸崎圭太
ロードデルレイ牡5栗東・中内田充正厩舎西村淳也
アーバンシック牡4美浦・武井亮厩舎C.ルメール
シンエンペラー牡5栗東・矢作芳人厩舎未定(前走ドバイではD.レーン騎手)
チェルヴィニア牝4美浦・木村哲也厩舎未定
ヨーホーレイク牡7栗東・友道康夫厩舎岩田望来
ブレイディヴェーグ牝4美浦・宮田敬介厩舎未定
ジャスティンパレス牡6栗東・杉山晴紀厩舎鮫島克駿
シックスペンス牡4美浦・国枝栄厩舎未定
ホウオウビスケッツ牡4美浦・奥村武厩舎岩田康誠
エコロヴァルツ牡4栗東・牧浦充徳厩舎M.デムーロ
コスモキュランダ牡4美浦・加藤士津八厩舎丹内祐次
メイショウタバル牡4栗東・石橋守厩舎武豊
ソールオリエンス牡4美浦・手塚貴久厩舎松山弘平
リビアングラス牡5栗東・矢作芳人厩舎未定
ボルドグフーシュ牡5栗東・宮本博厩舎吉田隼人
ブローザホーン牡6栗東・吉岡辰弥厩舎未定(昨年優勝馬)

宝塚記念2025 有力馬

馬名有力視される理由
レガレイラ昨年末の有馬記念を制した実力馬。ホープフルステークスも勝利しておりG1を2勝。
右前脚の軽い骨折明けで今年初戦となるが、
距離適性は十分で阪神芝2200mでも持ち前の切れ味が期待される。
ベラジオオペラ2024年・2025年の大阪杯を連覇した勢いのある古馬。
阪神コースは4戦4勝と相性抜群で、昨年の宝塚記念でも3着と善戦。
距離2200mへの延長は課題だが、能力の高さとコース適性から上位争い必至と目される。
ダノンデサイル2024年日本ダービー馬で世代トップクラスの実力。
古馬相手の有馬記念では3着、今年初戦のAJCCで完勝するなど近走も安定。
父エピファネイア譲りのスタミナで阪神内回り2200mへの対応も可能とみられ、
有力視される。
アーバンシック2024年菊花賞馬。
前走の日経賞3着後は疲労が見られたため天皇賞(春)を回避し、
春のグランプリ一本に照準。
3000mのクラシック制覇からもスタミナは申し分なく、
休養充分で臨む今回も上位争いが期待される。
ヨーホーレイク重賞戦線で堅実な実績を持つ古豪。
今年の京都記念を快勝し、大阪杯でも3着と善戦。
同コースの宝塚記念でも持ち味の持続力を活かせる舞台設定であり、
G1制覇のチャンスがある有力馬の一頭。
ソールオリエンス2023年皐月賞馬。
古馬との初対決となった昨年の宝塚記念(京都開催)では
3歳ながら2着と健闘した実力が光る。以降は勝ち切れていないものの、
得意の中距離で巻き返しが狙えるだけの潜在能力があり注意が必要とされる。

宝塚記念2025 開催時期の変更による傾向変化を予想

芝の生育段階と密度

例年より2週間早い開催(6月最終週→開催2週目)となることで、阪神芝はまだ春の成長途中にあります。芝丈はやや短く、密度も低めになりがちです。通常の6月下旬には芝がしっかり茂り、根張りも頑強になっていますが、早期開催では成長が十分ではありません。

また、冬越し後のメンテナンス跡がまだ完全には埋まらず、ハゲや裸地が残る可能性があります。脚抜きの悪い部分といい部分が混在することで、走破ラインが限定されるケースも考えられます。

芝の柔らかさと脚抜き

生育途中のため芝自体のクッション性が低く、逆に硬めに感じられることがあります。このような条件下では、跳びの大きいタイプよりも、コンパクトなストライドの先行馬が有利になる傾向があります。

また、春の雨が減少する時期であるため、表層は乾きやすく硬度が増す一方、深層の水はけが追いつかず底冷え的に重めになることもあります。水はけの良い内側か、逆に外ラチ沿いの含水保持帯か、ライン取りが勝敗の鍵を握るでしょう。

馬場替わりの進行速度

通常より早い時期の開催となるため、例年同週に比べてレース前の使用回数(障害、古馬OPなど)が少なく、良好な状態が長持ちします。1週前や直前の追い切り馬場の映像チェックは重要ですが、当日はフレッシュ感が高めとなるでしょう。

開催替わり直後はハードな使用を経ていないため、日曜開催でも芝の衰えが少なく、後入れ馬(当週初出走)が伸び伸び走りやすい状況が続きやすくなります。

コース形態・脚質傾向への影響

芝が硬めで脚抜きが均一であれば、逃げ先行馬のペースコントロールが定着しやすく、2ハロン目以降も芝を掴みやすくなります。直線で差し脚を伸ばす差し馬は内側の硬い芝に脚を取られやすく、届きにくいケースも想定されます。

また、摩耗・掘れが少ない分、例年よく見られる内ラチ荒れゾーンがまだ顕著ではなく、「外回し差し」が決まりにくい可能性があります。先行~好位差しの馬を重視することで的中率が上がるでしょう。

血統的な適性の再考

ダンチヒ系や米国クラシック血統など、タフで硬めの馬場でも底力を発揮するタイプが例年以上に有利になります。

一方、シンボリクリスエス系や欧州の鋭いキレを持つ血統の馬は、芝の硬さで切れを削がれるリスクが高まり、人気でも割引材料となる可能性があります。

まとめると、例年より2週間早い開催では「硬め・乾きやすいが均一な芝」「摩耗少なく先行有利」「ライン取りの重要度増大」という傾向が強まります。予想の際は、脚質・血統・調教映像での馬場適性チェックをいつも以上に念入りに行うのがポイントです。

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この記事を書いた人

競馬歴4年。24年度の年間回収率116%
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