ナスルーラ系の解説ページです。系統の成り立ちから、産駒の特徴(2022〜2026年のJRA実測データ)、現役種牡馬の成績一覧、代表産駒、予想への活かし方までまとめました。
目次
ナスルーラ系とは
ナスルーラ系は、伝説的な快速血統ナスルーラ(1940年生)を祖とする父系です。現在の日本で存在感が大きいのは、米ダートの王道エーピーインディ系(パイロ・シニスターミニスターなど)、サクラバクシンオーのプリンスリーギフト系、トニービンのグレイソヴリン系という3つの枝です。
2022〜2026年のJRA平地競走では、当サイト集計対象のナスルーラ系産駒はのべ14,516回出走し1,043勝(勝率7.2%・複勝率21.4%)。全出走の約8%を占める勢力です。現在の中心種牡馬はシニスターミニスター・マジェスティックウォリアー・パイロです。
ナスルーラ系の特徴(実測データ)
エーピーインディ系はダート中距離のパワー、プリンスリーギフト系は芝短距離のスピードと、枝ごとに得意分野がはっきり分かれているのが特徴で、コース・距離との照合が予想に直結します。
| 区分 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 芝 | 3,759 | 224 | 6.0% | 18.2% |
| ダート | 10,757 | 819 | 7.6% | 22.5% |
距離別で最も勝率が高いのは短距離(〜1400m)で、勝率7.5%。芝は勝率6.0%、ダートは7.6%という水準です(数値は2022〜2026年のJRA平地・当サイト集計)。
ナスルーラ系の現役種牡馬一覧(成績つき・自動更新)
種牡馬名をクリックすると、距離別・クラス別まで見られる産駒データページに移動します。
| 種牡馬 | 小系統 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単回 | 複回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シニスターミニスター | エーピーインディ系 | 2651 | 282 | 10.6% | 28.7% | 103% | 92% |
| マジェスティックウォリアー | エーピーインディ系 | 2463 | 175 | 7.1% | 19.4% | 85% | 70% |
| パイロ | エーピーインディ系 | 1892 | 155 | 8.2% | 25.1% | 95% | 77% |
| ビッグアーサー | プリンスリーギフト系 | 2238 | 150 | 6.7% | 21.0% | 52% | 63% |
| カルフォルニアクローム | エーピーインディ系 | 1313 | 93 | 7.1% | 19.5% | 88% | 82% |
| バゴ | レッドゴッド系 | 1111 | 54 | 4.9% | 15.8% | 55% | 68% |
| ラニ | エーピーインディ系 | 581 | 35 | 6.0% | 22.4% | 61% | 77% |
| ベストウォーリア | エーピーインディ系 | 490 | 27 | 5.5% | 18.6% | 62% | 65% |
| アニマルキングダム | レッドゴッド系 | 457 | 24 | 5.3% | 17.7% | 43% | 56% |
| クリエイター | エーピーインディ系 | 384 | 15 | 3.9% | 13.0% | 95% | 94% |
| グランプリボス | プリンスリーギフト系 | 323 | 12 | 3.7% | 14.2% | 45% | 80% |
| ジャングルポケット | グレイソヴリン系 | 348 | 11 | 3.2% | 14.7% | 20% | 56% |
| トーセンジョーダン | グレイソヴリン系 | 265 | 10 | 3.8% | 16.2% | 44% | 81% |
| 系統合計 | − | 14516 | 1043 | 7.2% | 21.4% | 77% | 75% |
※ 2022〜2026年のJRA平地競走の実測値(データは定期更新)。種牡馬名をクリックすると産駒データページへ移動します。
ナスルーラ系の代表産駒(近年の重賞勝ち馬)
- トウシンマカオ(京王杯スプリングカップG2・2025年、父ビッグアーサー)
- カンチェンジュンガ(セントウルステークスG2・2025年、父ビッグアーサー)
- ワイドラトゥール(愛知杯G3・2025年、父カルフォルニアクローム)
- ラムジェット(ユニコーンステークスG3・2024年、父マジェスティックウォリアー)
- トータルクラリティ(新潟2歳ステークスG3・2024年、父バゴ)
- ビッグシーザー(京阪杯G3・2024年、父ビッグアーサー)
- プロミストウォリア(東海ステークスG2・2023年、父マジェスティックウォリアー)
- ライオットガール(レパードステークスG3・2023年、父シニスターミニスター)
ナスルーラ系を予想に活かすポイント
- ダート中距離はエーピーインディ系(パイロ・シニスターミニスターなど)が安定勢力
- 芝1200m前後はプリンスリーギフト系(ビッグアーサー)のスピードが活きる
- 「ダートのAPインディ・芝短距離のバクシンオー」と割り切った照合が有効
コース別の好走血統は各コースページ(例: 中山芝2000m)に、種牡馬ごとの詳細データは各産駒ページに掲載しています。毎週の出馬表・予想と合わせてご活用ください。