ロベルト系の解説ページです。系統の成り立ちから、産駒の特徴(2022〜2026年のJRA実測データ)、現役種牡馬の成績一覧、代表産駒、予想への活かし方までまとめました。
目次
ロベルト系とは
ロベルト系は、1972年の英ダービー馬ロベルト(Roberto)を祖とする父系です。日本ではリアルシャダイ・ブライアンズタイム・グラスワンダー・シンボリクリスエスが根付かせ、現在はエピファネイア・モーリスの2本柱で主流血統の一角を占めています。
2022〜2026年のJRA平地競走では、当サイト集計対象のロベルト系産駒はのべ16,392回出走し1,389勝(勝率8.5%・複勝率24.6%)。全出走の約8%を占める勢力です。現在の中心種牡馬はエピファネイア・モーリス・ルヴァンスレーヴです。
ロベルト系の特徴(実測データ)
成長力とパワー、そして「馬力のいる馬場」への強さが代名詞です。切れ味勝負より消耗戦・上がりのかかるレースで浮上し、中山など小回り・急坂コースとの相性の良さが実測データにも表れます。
| 区分 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 芝 | 9,579 | 849 | 8.9% | 25.5% |
| ダート | 6,813 | 540 | 7.9% | 23.4% |
距離別で最も勝率が高いのは中長距離(〜2500m)で、勝率10.0%。芝は勝率8.9%、ダートは7.9%という水準です(数値は2022〜2026年のJRA平地・当サイト集計)。
ロベルト系の現役種牡馬一覧(成績つき・自動更新)
種牡馬名をクリックすると、距離別・クラス別まで見られる産駒データページに移動します。
| 種牡馬 | 小系統 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単回 | 複回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エピファネイア | シンボリクリスエス系 | 5544 | 473 | 8.5% | 25.4% | 69% | 71% |
| モーリス | グラスワンダー系 | 4708 | 428 | 9.1% | 24.4% | 83% | 75% |
| ルヴァンスレーヴ | シンボリクリスエス系 | 1248 | 133 | 10.7% | 29.6% | 70% | 90% |
| スクリーンヒーロー | グラスワンダー系 | 1823 | 133 | 7.3% | 25.0% | 67% | 81% |
| ナダル | クリスエス系 | 856 | 130 | 15.2% | 34.9% | 77% | 71% |
| ストロングリターン | シンボリクリスエス系 | 1116 | 35 | 3.1% | 14.1% | 41% | 58% |
| フリオーソ | ブライアンズタイム系 | 632 | 29 | 4.6% | 16.3% | 91% | 73% |
| ゴールドアクター | グラスワンダー系 | 465 | 28 | 6.0% | 20.4% | 35% | 63% |
| 系統合計 | − | 16392 | 1389 | 8.5% | 24.6% | 71% | 74% |
※ 2022〜2026年のJRA平地競走の実測値(データは定期更新)。種牡馬名をクリックすると産駒データページへ移動します。
ロベルト系の代表産駒(近年の重賞勝ち馬)
- ウインカーネリアン(スプリンターズステークスG1・2025年、父スクリーンヒーロー)
- ステレンボッシュ(桜花賞G1・2024年、父エピファネイア)
- テンハッピーローズ(ヴィクトリアマイルG1・2024年、父エピファネイア)
- ブローザホーン(宝塚記念G1・2024年、父エピファネイア)
- ジャックドール(大阪杯G1・2023年、父モーリス)
- ジェラルディーナ(エリザベス女王杯G1・2022年、父モーリス)
ロベルト系を予想に活かすポイント
- 中山・阪神など急坂コース、上がりのかかる消耗戦で真っ先に評価したい系統
- エピファネイア産駒は成長力があり古馬になっての充実、モーリス産駒は堅実な先行力が持ち味
- 軽い高速馬場の瞬発力勝負では詰めの甘さが出やすい点に注意
コース別の好走血統は各コースページ(例: 中山芝2000m)に、種牡馬ごとの詳細データは各産駒ページに掲載しています。毎週の出馬表・予想と合わせてご活用ください。